3+1(サンタスイチ)
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  • 鎌仲監督
  • 舩橋監督
  • イベント
    • Vol.5(2017/3/19)「次代への再生に向けて」
    • Vol.4(2016/12/10)「 “NO MORE HIBAKU MEETING” 自主避難者の住宅支援打ち切り問題」
    • Vol.3(2016/9/11)「デンキを選べば社会が変わる!」 〜電力自由化で私たちにできること〜
    • Vol.2(2016/6/11)「語ろう!憲法と戦争のこと」
    • Vol.1(2016/3/8)「話そう、6年目の選択」
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  • 3+1自主上映案内

3+1
つながる
力
no more hibaku 宣言

被ばくは時を選ばない。
ある日、突然やって来る。
放射能は目に見えない。においもしない。
被ばくしたって気がつかない、被ばくしているって気がつけない。
小さな虫も被ばくする。
植物も被ばくする。
動物も人間もみんな被ばくする。
被ばくは命を削る。
被ばくは未来の希望へ影を落とす。

被ばくは怖いって言えない空気がある。
でも、被ばくは嫌なら我慢しなくていいんだよ。
被ばくは加害者の責任を被害者の苦しみで埋めること。
被ばくは他の自由と同じように、拒否する権利がある。
被ばくはアナタがなにを選ぼうが、オマケとして貰わなくていい。
被ばくはワタシがなにを選んでも、いらないと突き返していい。

川も海も山も空気もみんなつながってる。
被ばくはすべてのものが受ける被害。
被害を我慢して生きる歴史を終わりにしよう!
被ばくと向き合うことは、生きることと向き合うこと。
なかったことにしよう、そう思ったときから、被ばくは本当に見えなくなる。
今の智慧と勇気が未来を変えるんだ。
学ぼう!考えよう!
小さなサインを見逃さないで、耳を傾けよう。
諦めないで。私たちは一緒に考え行動できるのだから。
私たち誰もがみんな幸せに生きるために心を寄せ合おう。
チカラをもっと合わせよう。
避難する人、しない人、すべての人に被ばくを避け人間らしく生きる権利を!
子どもたち、未来の希望のために。

2017年3月19日 3+1 一同

 

3+1宣言

 

311・・・・・・・・・
あの日から長い時間が経ってしまいました。

それなのに、この国は驚くほど何も変わっていない、と思いませんか?
原発、地域格差、米軍基地、貧困、差別など多くの矛盾を抱えたまま、
311以前も、 311以後の今も、状況は変わっていないどころか慢性化しつつあります。
わたしたちは、このままやり過ごすしかないのでしょうか。

「被災者を救済したい」
「貧困や差別をなくしたい」
「他国に戦争を仕掛けたり、国同士の対立を生むことはしたくない」

つまり、日本が“ごく普通にモラルのある国”になって欲しい、ということ。
そんな強い思いを共有する、われわれ映画監督3人がタッグを組み、
「3+1(サンタスイチ)」と名付けました。
3人の監督+1。その+1が、あなたであれば嬉しいです。
一人一人の問題意識【+1】を持ち寄り集う広場を作りたい、と思います。

この3監督の映画と一人一人のあなたが加わり続けることで、変わり難いと 思えるものも変わっていくはずです。

さぁ 一緒に始めませんか?

河合弘之  ×  鎌仲ひとみ  ×  舩橋淳

「日本と原発」×「小さき声のカノン」×「フタバから遠く離れて」

3監督紹介・メッセージ

河合弘之

河合弘之

Lawyer / Director
「日本と原発」
鎌仲ひとみ

鎌仲ひとみ

Director
「小さき声のカノン」
舩橋淳

舩橋淳

Director
「フタバから遠く離れて」

【「日本と原発 4年後」
自主上映そのものが脱原発運動です】

「日本と原発 私たちは原発で幸せですか?」はおかげさまで大好評をいただき、この一年間で約1,000回(観客動員数約7万人)の自主上映がされました。
その改訂版の「日本と原発 4年後」は、ここ一年の大きな出来事(高浜原発差止仮処分、元東電役員の強制起訴など)、被バクの問題、テロと原発の問題、推進派(近藤駿介氏、木元教子氏)の言い分等を入れました。
日本の原発の全ての論点を論じ尽くしました。
これを見た人は必ず脱原発を確信するようになります。

したがって、この自主上映そのものが脱原発運動になります。
「脱原発運動のために何かしたいのだけれど何をしていいのか分からない」という方がいます。
その様な方こそ自主上映運動をお願いします。

そして自主上映による上映料は次の映画「日本と自然エネルギー 未来からの光と風」の製作費に充てられます。
その意味でも「日本と原発 4年後」の自主上映運動は「脱原発そして自然エネルギー」の推進そのものになるのです。

皆様の強力なご協力をお願い申し上げます。

映画監督・弁護士 河合弘之
監督・作品ページ

【母なるものへの希望】

3.11の震災によってひき起こされた原発事故の衝撃は、凄まじいものでした。そしてその影響は、時と共に薄れていくのではなく、この三年間、私のなかでより深く、大きなものとなっていきました。

映画監督として“核をめぐる三部作”(『ヒバクシャ』『六ヶ所村ラプソディー』『ミツバチの羽音と地球の回転』)を作り続けてきた私の願いは、「子どもたちを被ばくから守りたい」というものでした。東京電力福島第一原発事故以降、この言葉は非常な頻度で使われ、手あかがつき、陳腐化してしまったかもしれません。しかし私の中では、まったく古びることなく、未だに達成できない大きな目標として存在しています。なぜなら、今も事故前よりはるかに多く無用の被ばくを受け続けて、何も対策を施されていないこんなにも多くの子どもたちが、日常を生きることとなってしまったからです。

『ヒバクシャ』で描いた汚染地に暮らす子どもが、今、目の前にいる。
『六ヶ所村ラプソディー』で描いた原子力産業の矛盾が噴出してきた。
『ミツバチの羽音と地球の回転』で描いた原発のその先へ向かうまなざしと方法が、原発再稼働で塞がれようとしている。

そんな今、この三本の先に、今回の『小さき声のカノン』をどうしても作らなくてはならない、と私を突き動かしたもの。それは「子どもたちを被ばくから守ることができる」ことを伝えたい、という抜き差しならない思いです。
混沌と矛盾に満ちた現実に一本の糸を通す、それがドキュメンタリー映画だとしたら、今回の『小さき声のカノン』はまさしくそのような作業をした、という手応えがあります。
被ばくや汚染を認めたくない、差別されたくない人々の心理が利用され、当事者たちが自ら安全を主張する。東電も政府も責任から逃れ続ける。よじれた現実のただ中で子どもたちを心底守ろうとする母なるものの存在に私は未来をかけたい。

原発事故後の世界を生きる母たちのしなやかさ、強さ、その揺らぎや弱さまで含めて、映画から感じていただきたいと願っています。

鎌仲ひとみ
監督・作品ページ

【福島の映像記録を続ける運動です】

今もなおつづく原発事故。

その傷があまりにも痛々しく、終わりが見えないから、そして、自分の生活に目に見える影響が少ないから、見ないフリを決め込む日常に僕たちは慣れきってしまった。

避難を強いられた福島の市町村と日本の他の地域との距離は、どんどん開いている。まるで別の国々のように。

楢葉町では全町帰還が始まり、双葉町でも町の帰還・復興に向けた計画が進んでいる。目の前にまだ放射能が漏れつづける原発と、汚染土壌の中間貯蔵施設があるのに!

被災町村は、故郷を消滅させたくないという思いと、子ども達を安全に育てたいという思いのジレンマに引き裂かれている。

僕たちは、福島の問題は自らの問題だ、と思う。

なぜなら、僕たちは原発という犠牲のシステムを押し付けた加害者の側に立っているからであり、その事実を知っているのだから、できることをやりたいと思っている。

「フタバから遠く離れて」では、原発事故で避難を強いられた双葉町の避難生活を最初の9ヶ月間描いた。当時のショックがまざまざと甦る。

「フタバから遠く離れて 第二部」は、その後さらに長くつづく避難生活の痛み、そしてバラバラになってしまうコミュニティを2年半に渡り描いた。お金で賠償できない、事故で失ったものがこんなにもあると訴える。

そして、今「フタバから遠く離れて 第三部」が撮影中だ。

住民へ帰還を強いる国、それなのに汚染土壌の中間貯蔵施設が故郷にできてゆくという不条理を追っている。

映画の自主上映料は、すべてこの制作費に充てられている。

僕たちの日常と福島の距離を埋めるため、福島の映像記録をつづけるために、ぜひ「映画を見て」応援して欲しい。

舩橋淳
監督・作品ページ

『日本と原発 4年後』予告編

公式サイト   /   上映スケジュール

 

『日本と原発』予告編

公式サイト   /   上映スケジュール
各映画予告編

『小さき声のカノン』予告編

公式サイト /  上映スケジュール

『フタバから遠く離れて 第二部』予告編

公式サイト  /  上映スケジュール

 

『フタバから遠く離れて』 予告編

公式サイト  /  上映スケジュール
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