2011年3月11日から6年が経ちました。あの日から変わったものや変わらないものが様々にある中、流れる時間の中で見えてきたものや見えなくなってきたものがあります。
現在の私たちの自然や社会や生活などについて何かを感じようとすることにおいて、過去を通じて未来を見通す力はとても重要です。3.11映画祭では映画はもちろん様々なプログラムを通じ、未来というまだ存在しないものを思い描き、さらにアクションへと繋げていきます。そのために必要な「見えないものをみる力」に気付き醸成していく場として今年も開催いたします。
映画祭プログラムの一つとして、『日本と再生』河合弘之監督、『小さき声のカノン』鎌仲ひとみ監督、『フタバから遠く離れて』舩橋淳監督の3監督がタッグを組み、「+1」の新たな可能性を開く取り組み「3+1」のイベントが行われます。
今回のテーマは、「再生」。映画「日本と再生」にも描かれている再生エネルギー、震災から6年が経った今こそ必要となっている私たちが本当に望む「再生」について、ゲストをお迎えして様々な角度から「再生」を語りあいます。